子供の安全の確保や過ごしやすい環境を作ることは親にとっても重要な事です。
新しい環境や日常の中が始まる中で、思わぬ危険が潜んでいるかもしれません。
今回は、パパもママも安心して過ごせるように、安全対策に焦点を当てて、楽しく育児が出来るような心強いアイテムを紹介します。
色んな状況に備えて、赤ちゃんが安心して成長できる環境を整えるためのヒントになれば幸いです。
子供が小さい時の家の中での危険な体験談
1歳になったころ娘が、テーブルから落ちた時の恐怖
娘が1歳になった頃、初めてテーブルから落ちました。
普段は目を離さないように心がけていたのですが、その日は少し目を離した隙に、椅子に登ってテーブルに立ち、おもちゃを取ろうとして落っこちてしまったのです。
娘はすぐに泣きだし、私は慌てて抱き上げました。幸い、大きな怪我はなかったのですが、頭部を強く打っていたので、すぐに病院へ駆け込みました。
病院で検査を受けた結果、異常は見られませんでしたが、医師からは今後目を離さないようにと厳しく注意を受けました。
この出来事をきっかけに、改めて子供の安全について考えるようになりました。家の中は思わぬ危険が潜んでいる場所なので、常に目を離さずに注意深く見守ることが大切だと痛感しました。
2歳になったころの息子が、コンセントに指を入れた時の焦り
息子が2歳になった頃、コンセントに指を入れて感電しそうになりました。
当時、私はキッチンで料理を作っていました。息子はいつも私のそばにいるのですが、その日はなぜか台所の奥の方で遊んでいたのです。
しばらくすると、息子が泣き叫びながら私のところに駆け寄ってきました。
見ると、右手の人差し指が真っ赤に腫れていました。
慌てて息子を調べると、なんとコンセントに指を入れていたのです。すぐにコンセントから指を引き抜き、冷水で冷やしました。
幸い、感電はしておらず、軽症で済みましたが、もしもう少し遅く気づいていたらと思うと、ゾっとします。
この出来事をきっかけに、コンセントカバーを全て新しいものに取り替えました。
また、息子にはコンセントは危ないものだということを何度も伝えました。
育児中の家の中での危険は?子供の笑顔を守るためのチェックポイント
大切な我が家に潜む、思わぬ危険…
赤ちゃんは好奇心旺盛で、家中をハイハイやよちよち歩きで探検するのが大好きですよね。
しかし、一見安全そうな家の中にも、実は思わぬ危険が潜んでいます。
転倒や落下、誤飲など、一瞬の隙が大事故につながることも。
ここでは、まだ小さい頃の子供にとって家の中での主な危険とその対策について、ポイントを絞ってご紹介します。
転倒・落下
家具の転倒防止
家具転倒防止器具を設置し、家具の配置にも注意しましょう。
特に、テレビや本棚など背の高い家具は壁に固定しておきましょう。
段差の解消
段差には滑り止めマットを敷いたり、スロープを設置したりして、つまずき防止対策をしましょう。
階段の安全対策
階段にはベビーゲートを設置し、階段の上り下りには目を離さないようにしましょう。
誤飲
手の届くところに危険物を置かない
洗剤、薬、タバコ、ライター、リモコンなどの誤飲は命に関わる危険があります。手の届かない高い場所に保管しましょう。
小物の誤飲
ボタン電池、磁石、画鋲などの小さな物は、誤飲を防ぐために必ず手の届かない場所に保管しましょう。
ビニール袋の放置
ビニール袋は窒息の危険があります。必ず処分し、赤ちゃんの手に渡らないようにしましょう。
その他
コンセントのカバー
コンセントには必ずカバーをつけましょう。
コード類の整理
コード類は束ねて整理し、赤ちゃんの手に触れないようにしましょう。
熱いお湯や火傷
熱いお湯や調理器具には十分注意し、赤ちゃんの手に届かないようにしましょう。
換気の徹底
一酸化炭素中毒を防ぐため、換気をこまめに行いましょう。
子供は好奇心旺盛で、思わぬ行動をすることがあります。家の中は思わぬ危険が潜んでいる場所なので、常に目を離さずに注意深く見守ることが大切です。
あると安心!育児中の安全対策アイテム10選
子供が成長するなかで、安全対策は必須です。
ここでは、育児中の安全対策の10アイテムをご紹介します。
家の中や外出先でも安心して、親子共にストレスフリーの時間を過ごすお手伝いが出来たら嬉しいです。
これらのセーフティーグッズを活用して、安全で楽しい育児ライフを過ごしてください。
チェアベルト
食事中の転落防止に使えるチェアベルト。
お子さんの体系に合わせてサイズ調節が出来るので、自宅だけでなく外出先のレストランで使用できる便利なグッズです。
大人用の椅子しか置いていないお店で椅子に固定したり、膝の上に座らせる時にも使用できます。
バッグに忍ばせておけるので、お出かけの時にも荷物になりません。チェアベルトがあれば安心して食事ができますね。
窓用安全ロック
窓用のロックは各メーカーから色んなタイプのものが販売されています。
透明の窓用ロックは子供の目に留まりにくいので、好奇心で触ってしまうことも軽減されます。我が家は更に安全面に考慮して窓の最上部に取り付けています。
マンションや戸建ての上階からの転落防止のために是非使っていただきたいセーフティーグッズです。
コーナーガード
子供がいない時の家具選びはデザイン重視!ですよね。
いざ子供が動き始めるころに家中を見渡すと、角が多い家具が目立ったりしませんか?
お持ちの家具に合わせて色を選んだり、透明のもの等のコーナーガードで角をなくして、子供をケガから守りましょう。
まだ小さい赤ちゃんは足元が不安定で本当によく転びます。
ジョイントマット
小さなお子様がいるご家庭ではクッション素材のジョイントマットは万能なアイテムだと思います。
転倒や落下のケガ防止目的の方が大多数だと思いますが、他にも下階への防音対策や家具下のフローリングや畳の保護の役割もあります。
素材によっては汚れた箇所だけ水洗いすることも出来て、メンテナンスも楽で清潔に使用することができます。
チャイルドロック
子供は、開けてはいけない所を開けるのが大好き!
色んな事に興味を持って視覚や触覚を養うことは重要なことだけど、薬品や刃物のような危険なものが入っていると頃は、チャイルドロックで簡単に開けれないようにしましょう。
ただ至る所にロックしてしまうと、必要な時に面倒になるので、触って困るものを収納しておく場所はある程度まとめておくといいですね。
開けたり閉めたりすることで起こる指詰め防止にもなります。
ドアストッパー
ドアでの指詰めは誰でも一度は経験することです。
特に子供はしょっちゅう詰めます。まだ柔らかい爪が割れたり手足に傷がついたりする前にドアストッパーで予防しましょう。
玄関ドアにはマグネットタイプのドアストッパーがあるので子供を抱いていたり、荷物が多い時にも便利です。
大人でも指を挟むと痛いのに、赤ちゃんの柔らかい指だと大きなケガにも繋がります。とにかく痛い思いはさせたくないですもんね。